わいぞーさんのSpiral_M1AUDCAD(運用中)は、ver3になってから安定稼働が続いていますね!私も利用しています。
今作は、ナンピン(マーチン)系EAとなります。資金管理を徹底して利用してくださいね。
最近は、ターさんの豪カナーダやねこ博士のEA_Blizzard(運用中)などAUDCADを利用したナンピン系EAが増えてきていますね!
Nanpin Drug -AUDCAD-のフォワードテスト
フォワードは3ヶ月未満のため、参考のみとなります。
Nanpin Drug -AUDCAD-が選ばれる3つの理由!
1. 通貨強弱が近しく、長期の値幅変動が小さめのAUDCADを利用
最近のナンピン系EAが豪カナダの通貨ペアを選ぶのは、やはり長期間で見た時の値幅変動が低いためです。
おなじみの?FXの通貨強弱を測るMatafです。
AUD/CADを見るとわかりますが、オージードルと、カナダドルは似たような動きをしていることがわかります。
この様に、通貨強弱が近しい場合、レンジ性を持ちやすい通貨と言えいます。
ナンピン系EAというのは、このレンジ性を利用することで成り立っています。
参考 AUD/GBP
こちらは、トレンド性が高い通貨ペアです。EAでは馴染みが低いですが、プロトレーダーのポールジモン(波乗りジョニー)さんは、こちらの通貨ペアを利用されることが多いです。
今後はEAでもこのような、日本人に馴染みのない通貨ペアも出てくるでしょうね。
2. ナンピン系に不安を抱えるトレーダーを意識した堅牢性の高い設計
恐らく他のナンピン系EAに比べ、わいぞーさんの新作がおすすめ出来るポイントは下記になります。
ナンピン系EAは最大数までのポジションの平均利益をとったらクローズしますが、その上で、ポジション取りはとても重要になってきます。
大量のポジション取りが各ユーザーの環境で誤差が出にくいようにするために以下のような対策をされています。
最適化具合により、環境誤差への堅牢性を欠いてしまっているのが原因と仮説しています。
そこでこのEAでは、以下対策で堅牢性を補強しております。
・厳選した指標のみを使い、ロジックをシンプルに。
・最適化は大雑把にし、過剰適合を回避。
・最適化に使用していないヒストリカル期間でも、問題ないかテスト。
・複数社のヒストリカルデータで問題ないかテスト。
・パラメータをある程度モンテカルロ的に変更しても問題ないかテスト。これだけ基準をクリアするナンピンEAはなかなかないと思います。
3. 開発者として指名買いをしたくなる
最近、EA界隈では、開発者の指名買いというのが話題になっています。
これは、開発者さんの人柄、対応、発信情報、そして、EAそのものの成績を加味して、この作者さんなら買い!というものですね。
Angelシリーズのからぶすさん、一本勝ちのCYさん、Pips_minerのねこ博士、FlashesシリースのKaibeさんなどがよく上がりますよね。最近だとEA-Hanaのtakahさん。
アルパカとしては、「FX裁量手法をEA化するまでの最短マニュアル」という、EA開発までのレシピを公開されたわいぞーさんも、密かに(?)その中に入っていまして、ロジックの解説等が非常に丁寧なので、今回のロジックにもとても期待が持ててしまうのです。
Nanpin Drug -AUDCAD-のEA情報
フォワードテスト収益状況
収益 | 4,478円 |
推奨証拠金
|
33,768円 |
プロフィットファクター
|
3.01 |
リスクリターン率
|
1.71 |
平均利益
|
154円 |
平均損失
|
-176円 |
口座残高
|
1,004,478円 |
含み収益
|
|
収益率(全期間)
|
13.26% |
勝率
|
77.59% (45/58) |
最大保有ポジション数
|
9 |
最大ドローダウン
|
7.53% (2,618円) |
最大利益
|
532円 |
最大損失
|
-483円 |
初期額
|
1,000,000円 |
通貨
|
円建て |
ストラテジー
通貨ペア |
[AUD/CAD]
|
取引スタイル
|
[スキャルピング][デイトレード][スイングトレード] |
最大ポジション数
|
30その他: 設定可能 |
運用タイプ
|
複数枚運用
|
最大ロット数
|
10その他: 取引所依存 |
使用時間足
|
M15 |
最大ストップロス
|
0その他: 設定可能 |
テイクプロフィット
|
0その他: 設定可能 |
両建て
|
あり |
出品タイプ
|
メタトレーダー自動売買システム |
その他ファイルの使用
|
なし |
特記事項
|
なし |
運用可能会社
|
外為ファイネスト FXトレードフィナンシャル OANDA JAPAN BITPoint |
販売開始日
|
2019年4月18日 |
価格
|
¥13,800 (税込) |
利用者数
|
0名 |
出品者名
|
わいぞー |
わいぞーさんが、ナンピン系EAに取り掛かられたのは興味がありますね。
ナンピン系は抱えた含み損を如何に落とさないかが鍵になってきます。この点、各ユーザーの環境差異を意識した堅牢性の高いEAを持ってきた本作は楽しみですね!
Nanpin Drug -AUDCAD-の出品者はわいぞー
Nanpin Drug -AUDCAD-の作者さんはわいぞーさんです。
わいぞーさんは他にもSpiral_M1AUDCAD(運用中)を出品されています。
Spiralはリリース後、好成績だったものの、途中から崩れていきます。ver3が出て以降、調子を取り戻しています。
Nanpin Drug -AUDCAD-にも、この経験は生かされている と思われます。
損大利小なので、負け込み始めると、普通の人は心が折れます。かといって、低ロットにしてるとEA代を取り返すのにものすごく時間がかかります。
結局、Lotを大きくしようかとなって、そしたら大きく負ける、という非常に難しいEAです。資金が小さい人には適しません。運用資金は最低でも500万円以上はあって、その中でもサブEAでしょう。
FX裁量手法をEA化するまでの最短マニュアル
わいぞーさんは、裁量手法をEA化するという題目で、noteでEAの作り方を解説されています。
アルパカFXでは、こちらを購入し実際にEAを作ってみました!
プログラミング初心者の方には、やはりロジックの使い方など、ハードルが高いですが写経しながら作ってみることで、自分でEAを生み出すことが出来るようになります!
Nanpin Drug -AUDCAD-の口コミ・評判
リリース直後のため、Nanpin Drug -AUDCAD-の口コミ・評判はありません。
Nanpin Drug -AUDCAD-のバックテスト検証
ナンピンはEAだからこそ実現可能なリスク分散
やはり、これだけのエントリーはEAならではの醍醐味と言えますね。
気になる、バックテストの結果は以下のとおりです。
ワイぞーさんの方では、以下の点を意識して環境誤差への堅牢性を維持されています。
最適化具合により、環境誤差への堅牢性を欠いてしまっているのが原因と仮説しています。
そこでこのEAでは、以下対策で堅牢性を補強しております。
・厳選した指標のみを使い、ロジックをシンプルに。
・最適化は大雑把にし、過剰適合を回避。
・最適化に使用していないヒストリカル期間でも、問題ないかテスト。
・複数社のヒストリカルデータで問題ないかテスト。
・パラメータをある程度モンテカルロ的に変更しても問題ないかテスト。これだけ基準をクリアするナンピンEAはなかなかないと思います。
Nanpin Drug -AUDCAD-のよくある質問
なぜ、ナンピン系EAを出そうと思われたのですか?
億トレーダの方が、ナンピンだったし、
プロトレーダーはポジションを分配するというし、
リスク分散のドルコスト平均法も似たようなものだからです。
Nanpin Drug -AUDCAD-のパラメーター
パラメーターは、前作同様豊富です。
中でも、買い手仕舞い利益、や売り手仕舞い利益、買い全決済、売り全決済は新しいパラメーターです。
このEAでは、自分で利益目標を変更することで自身のパフォーマンスを最適化することができます。
また、ナンピン特有の長期保有に備え、スワップ対策とした売り買いを選択出来るパラメーターも初期装備です。
Nanpin Drug -AUDCAD-の推奨証拠金
ナンピン系のため、推奨証拠金は難しいですが、作者様公式にて、0.01ロットにて、最大30万円ほどは含み損が発生します。
着目すべきは最大ドローダウン。
12年間破産の危機感はなく、含み損30万程に抑えられました。
50万円ほどの資金を持って運用すると安心感があります。
※これは、他のナンピン系EAも同様です。通常運用時は、大きな含み損は出ないですが、不定期に大きな含み損を抱えますのでご注意下さい。
必要証拠金=取引サイズ÷レバレッジ×口座の通貨換算レート
余裕資金 = 最大ドローダウン × 1.5
推奨運用資金(最低資金)=必要証拠金(1) + 余裕資金(2)
※余裕資金は各自倍率を変更下さい
Nanpin Drug -AUDCAD-取扱サイト
Nanpin Drug -AUDCAD-の取扱はGogojungle(ゴゴジャン、fx-on)のみとなります。
取扱サイト | 公式 | 取扱可否 |
Gogojungle(ゴゴジャン、fx-on) | 公式サイト | ○ |
テラス(Teracce) | 公式サイト | ー |
Nanpin Drug -AUDCAD-の検証結果まとめ
Spiralで好実績のわいぞーさんのナンピン系EAです。
豪カナダのレンジ性を活かし、ナンピン系特有の環境誤差への堅牢性をロジックのシンプル化と最適化をゆるくすることで回避。
各トレーダーの環境にフィットしやすいEAです。
以下のポイントを意識して開発されているのが、本EAの特徴と言えるでしょう。
ただ、この手のEAは、少し条件を変えると忽ちバックテストでも破産します。
最適化具合により、環境誤差への堅牢性を欠いてしまっているのが原因と仮説しています。
そこでこのEAでは、以下対策で堅牢性を補強しております。
・厳選した指標のみを使い、ロジックをシンプルに。
・最適化は大雑把にし、過剰適合を回避。
・最適化に使用していないヒストリカル期間でも、問題ないかテスト。
・複数社のヒストリカルデータで問題ないかテスト。
・パラメータをある程度モンテカルロ的に変更しても問題ないかテスト。これだけ基準をクリアするナンピンEAはなかなかないと思います。
今作は、ナンピン(マーチン)系EAとなります。資金管理を徹底して利用してくださいね。