ギガガルーラEURUSD 2019年は停滞期脱出なるか
ギガガルーラEURUSDは利大損小百花繚乱の後継機
利大損小百花繚乱EURUSDと同じ作者のkatamikeさんのEAです。
ギガガルーラシリーズのEURUSDバージョンです。利大損小百花繚乱シリーズが1撃で入るのに対して、ギガガルーラシリーズは3分割前提のEAとなります。
利大損小百花繚乱EURUSDの評判・検証|王道のトレンドフォロー!
以下は、EURUSDの週足となります。2016年から2017年にかけてアップトレンドを作っていましたが、2018年は下降していきました。
EURUSDは週足トレンドレス
EURUSD日足でボックス圏を抜けることができるかが注目
こちらは日足です。左側がちょうど下落が始まりかけた2018年4月です。利大損小百花繚乱もこのダウントレンドに乗る形で利益を上げていきました。
しかし、週足のサポート(上の線)に、あたって以降方向性が見えなくなっていきます。
以降、最後に付けた直近安値を日足レベルでかろうじて割るものの週足全体では抜けきれず、ボックス圏を形成した状態になっています。
ギガガルーラEURUSDの復活の鍵は日足トレンドの復活
利大損小百花繚乱EURUSD、ギガガルーラEURUSDはトレンドフォロー前提ということもあり、トレンドの復活が鍵を握ります。
上記のボックス圏を抜けてからEAを動かしていくのも一つの方法と言えそうです。
元々EURUSDはボラティリティが高く、トレンド方向が出やすい通貨となります。
上に乗せた週足のチャートをみても週足の一本の足が長いのが特徴です。
これは方向性が見えなくなっており、相場がエネルギーを貯めている時期となります。
つまり、このどちらかへの方向性に決着がつくと、ギガガルーラの活躍の場が出てきそうですね!
利大損小百花繚乱EURUSDとの違い
ギガガルーラEURUSDと利大損小百花繚乱EURUSDとの違い
- 新規の追撃エントリーロジックを搭載し最大で3ポジションまでエントリー。
- トレーリングストップ機能が複数ポジションに対応。また、コンセプトに合わせたパラメーターに調整。
- 新規の利確・撤退ロジックを搭載。
ギガガルーラEURUSDと利大損小百花繚乱EURUSDとの共通点
- 1ポジション目のエントリーロジックはパラメーターの調整含めほぼ共通。(追記:1種類だけ若干の調整有)
最大3ポジションまで持つので、ここをどう捉えて戦略を立てるのがポイントかと思います。わたしの場合は、百花の半分で初期ロットが入るようにしています。
ナンピンという名のコスト分散手法
■正攻法からその先へコンセプトを「有効性の高いAverage Downの追究」と定め、最大の特徴の機能として実装し、メンタルマネジメントの観点でも一歩進んだ性能を目指しました。
「Average Down」とは所謂「ナンピン」となります。
今まで正攻法に拘り使用していなかった手法ですが、今回は趣向を変え、邪道も含めその有効性を模索しました。「破綻するまでポジションを取り続ける」のではなく、「コスト分散の為の追加エントリー」である事を強く意識して実装しており、ポジションは最大で3つまでしか取られません。
エントリー後直ぐに反転して含み益となる場面よりも、直ぐに反転はせず相場が中期的反転の様相となった場面に強く、ポジションコントロールにより粘り強く利益に導きます。
公式サイトより引用
ギガガルーラEURUSD のフォワードテスト(リアル検証)
リリースの時期がトレンドが収束してからとなるため、かろうじて利益は出ていますが、停滞感は否めません。
上記の通り、日足ボックス圏を抜けてボラティリティが大きくなる時期が収穫の時期と言えそうです。
ギガガルーラEURUSDのバックテスト
バックテストはきれいな右肩上がりを見せており、停滞期もあまりないように見られます。細かく見ていくと、数カ月は停滞することもあるのが見て取れるように、ある程度大きなボラティリティとトレンドの方向性が必要になりそうです。
ギガガルーラEURUSD取扱サイト
ギガガルーラEURUSDの取扱はGogojungle(ゴゴジャン、fx-on)のみとなります。
取扱サイト | 公式 | 取扱可否 |
Gogojungle(ゴゴジャン、fx-on) | 公式サイト | ○ |
テラス(Teracce) | 公式サイト | ー |
ギガガルーラEURUSDまとめ
フォワード自体は、まだ期間が十分ではなく、今後、何かしら問題が発生する可能性もあるかもしれません。(2018/7)
上記、記載の通り、フォワードの期間中はトレンド方向が出ておらずこのEAの強みが発揮されるシーンは少なかったようです。方向性が出てから起動を検討するのが良いでしょう。
しかし、バックテストもさることながら、利大損小百花繚乱EURUSDの安定感からも先行して運用していくことも視野に入れていって良いかと思います。
kamitakeさんの利大損小百花繚乱USDはこちらでも解説しています。