RDP wrapperの使い方は?Homeをリモートデスクトップにする方法
Windows8 Home, Windows10 Homeを使っている方は、リモートデスクトップにするためにはRDP Wrapper Libraryというソフトを利用することでリモートデスクトップにすることが出来ます。
RDP Wrapper Libraryのインストール方法と、使い方について紹介します。
リモートデスクトップとは
リモートデスクトップとは、自分の使っているPC上に、別のPCの画面を表示し、操作を行えるようにすることです。有名なアプリが、Microsoftが開発したMacアプリ「Microsoft Remote Desktop」です。
これを利用して、別のPCへ接続します。
Microsoft Remote Desktop – Microsoft Corporation
価格: 無料 (記事公開時)
カテゴリ: ビジネス
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リモートデスクトップ設定手順(通常)
自分のPC側(今回だとMac)と相手のPC側(今回はWindows)の両方に設定が必要になります。
1.相手側のPCの設定をする
Windows8 Pro やWindows10 Proの場合を記載します。なお、Windows8HomeやWindows10Homeには、リモートデスクトップ機能はついていません。「Pro」版、または「Enterprise」エディションである必要があります。
Windows8HomeやWindows10Homeで接続したい場合は、下記を参照してください
1-1. リモートコントロールの許可をする
コントロールパネル > このコンピューターへのリモートアクセスの許可 > システムのプロパティ >リモートを開きます。
リモートアシスタンスの、「このコンピューターへのリモートアクセスの許可」をクリック。
新しい画面が出たら「リモートデスクトップ」欄の「このコンピューターへのリモート接続を許可する(L)」にチェックを入れます。
1-2. windowsPCのIPを調べる
Windowsの検索で「cmd」と入力。コマンドプロンプトを立ち上げます。
ipconfig と入力すると、IPv4アドレスと言うものが表示されるので、そちらをメモしておきます。これが、接続先のIPとなります。
2.自分のPCの設定をする
2-1. 「Microsoft Remote Desktop」アプリを入れる
Microsoft Remote Desktop – Microsoft Corporation へ移動し、自分のPCにダウンロード、インストールします。
2-2. 相手のPCのIP、ユーザ名、パスワードを入れて接続
アプリを起動し、Newボタンを押して、新規で作成します。
1で調べた相手側のIPとユーザー名、パスワードを入力します。Editを閉じると、My Desktopsに作成した接続先が表示されますのでダブルクリックします。
Windows8Home, Windows10Homeを使っている場合のリモートデスクトップ
実は、Homeでもリモートデスクトップは出来ます。そのかわりひと手間加える必要があります。
RDP Wrapper Libraryをインストールする
- 最新バージョンのバイナリを Releases からダウンロードして、解凍する。
- update.bat を右クリックして、コンテキストメニューから『管理者として実行』を選択する。(実行中はコンソールが表示されます。)
- 『続行するには何かキーを押してください...』と表示されれば完了。
RDP Wrapper Confを設定する
- インストール時に解凍したフォルダに移動する。
- RDPConf.exe をダブルクリックして実行する。
- 必要に応じて設定を変更する。
以下の用に、全てグリーンになっていればOKです。
1の手順、2の手順を実施
上記設定が完了したら、1の手順を行って接続を確認してみてください。