FXのストップレベルとは何か
MT4/MT5で指値や逆指値を入れるときに、「ストップレベル」が関係してきます。
このストップレベルは、現在のレートに近すぎるレートには予約注文(指値、逆指値)は出せないという数値です。
例えば、ストップレベルが 5の場合は、現在のレートから5pips以内の範囲では予約注文が出せません。
理由としては、レートが近すぎる注文は、サーバー負荷の原因になるため、制限を儲けられていることが多いです。
一般的なトレードスタイルだと、あまりこだわるポイントではないかもしれませんが、リピート系自動売買(EA)の場合、このストップレベルが重要になってきます。
リピート系とは、こういうものですね。各証券会社が「ループイフダン」、「トラリピ」等と呼んでいるサービスです。
リピート系注文のことを「グリッドトレード」と本来呼びますが、こういったトレードスタイルは、常に指値を入れていくことで成り立っています。
もし、ストップレベルが10とかだと、間隔値が広くなってしまうということですね。
MT4/MT5でストップレベルを確認する方法
MT4/MT5でストップレベルを確認する方法は、実は非常に簡単です。
メニューから、表示>気配値表示で通貨ペアの一覧を開きます。
気配値の中から、通貨ペアを選んで右クリック「仕様」をクリックします。
一覧が表示され、上部にストップレベルが表示されます。
この場合は、40と記載されているので、4pipsですね。
証券会社各社のストップレベルの比較
ストップレベルは各社によって異なります。FX証券会社はストップレベルが0のものが多いようです。
メジャー通貨のドル円を例に確認してみます。
FX業者
外為ファイネスト、OANDAは両建て可能、ストップレベルなしとなります。
業者名 | 両建て | ストップレベル(指値発注制限) ドル円 |
外為ファイネスト / MT4 ZERO | 可能 | なし |
OANDA JAPAN / MT4 | 可能 | なし |
FXトレード・ファイナンシャル | 可能 | 5.0pips(50) |
まとめ
FXのストップレベルをMT4で確認する方法は、
MT4メニューから気配値表示で通貨ペアを右クリックして「仕様」を選択すると確認できます。
また、リピート系注文が可能な口座は、国内FX業者ならOANDAや、外為ファイネストがおすすめと言えます。