レンジ相場、トレンド相場に依存しにくいEAとはどのようなものが挙げられるでしょうか。
1.レンジ用のロジックとトレンド用のロジックがそれぞれ搭載
EAのポートフォリオを組むのではなく、1EA内でそれをやってしまおうというスタイルです。
Japanese Redなどがそれに当たりますね。
成績があまり芳しくないのは、おいておいて、考え方としては正しいのではないかと思います。
難しいところはEAの設計自体が1開発者に依存してしまう点ですね。
実績と信頼のある開発者さんの中でポートフォリオを組むのが良さそうです。
2.レンジ相場、トレンド相場の相場環境と影響のないロジックで組む
これは、裁量トレードでおなじみのポール・ジモンさんのフラッシュゾーン(販売終了)の手法などもこれに当たりますよね。
トレンド性やレンジ性を利用するのではなく、売買の行き過ぎたオーバーシュートを狙うような戦略です。
裁量トレーダーが作るEAは、こういったものがあります。
だぶるいーさんのコペルニクスEAも近そうです。
先日インタビューさせていただきましたが、以下のような回答を頂いています。
実際、成績も安定していますね。
トレード画像を見る限り、確かにレンジ性やトレンド性ではなく、行き過ぎからの逆行を狙った「あれ」を使っているんだろうなと思います。
これは、相場状況とは関係なく使えるものですね。
最新のデータを活用して組まれたEA
新しいEAのほうがより最近の動向(イレギュラー的な動きも含めた)を抑えた上で活用できます。
こちらはInsta FXで有名なAlexaさんにインタビューした際に頂いたコメントです。
元祖が苦戦してるこの3ヶ月でもエボが安定しているのは、最新のデータでai解析したデータを元に設計開発しているから、
あとはロジックを独立稼働させる事で1ポジ限定タイプにありがちなポジション保有中の更なるチャンスを逃しにくい点もあると思います
ロジック設計の肝部分なので詳細はお話しできないのですが、とある考え方で、ある程度想定できる相場動向に対応できることを目指して複数のロジックを同梱してる点がインスタ系全般に共通していますが、元祖にくらべ更にロジックが増えた事も好調の要因と思います
この最新の相場動向に適応する点では、人気EA Beatrice DELTAの開発者さんもおっしゃっています。
いつも弊社製品をお使いいただき、誠にありがとうございます。
米中貿易摩擦やブリグジットなど、マーケットが不安定になる要因が燻っている中
従来製品の成績安定に努めてまいりましたが、昨今のマーケットに適応するため
アルゴリズムの抜本的な刷新が必要となり、旧製品の後継を発売することとなりました。
余裕があり可能であれば、後継システムへの乗り換えを推奨いたします。
まとめ
レンジ相場、トレンド相場に依存しにくいEAを選ぶ場合の考え方をご紹介しました。
相場は常に変動し、これまでにない相場状況も発生します。
また、EAもバックテストを見てわかるように月単位で常に勝ち続けるかというとそういったものでもありません。
しかし、相場状況に出来るだけ変動を受けにくいように設計されたものもあるので組み合わせの参考にされてみてください。