「オートシステム」FX自動売買は本当に運用出来るの?

FX自動売買「オートシステム」という自動売買ソフトが最近話題になっています。

月利20%、勝率82%のシステムとのことです。

オートシステムを紹介されている動画がありました。

実際の運用履歴を見ると、下記のように、マーチンゲールの手法を取るようです。

ロジックに関しては、「すくみ」を利用するようですが、その他ロジックに関する説明はありません。

バックテスト等に関しては、紹介者(アフィリエイター)を通すことで取得できるようです。

最大ドローダウンが66%なので、かなり耐えることが前提の自動売買ソフトと言えそうです。

運営会社について

運用会社の口コミを見ると、FX自動売買についてもコメントが有りました。

本業とは別にFX自動売買の提供も行っているようですが、どうも評判が高くはないようです。ご利用前にかならず確認を行うようにしてください。

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まとめ オートシステムはマーチンゲール型の自動売買

オートシステムは、マーチンゲール前提のFX自動売買ソフトとなります。運用は、販売元のVPSを利用するそうです。

興味がある方は、こちらから確認が可能ですが、その前に下記を一度ご確認ください。

http://www.softwareproductioncenter.com/

目次

FX自動売買運用で気をつけること

毎月利益を上げるという謳い文句の高額商品を買わない

負けない自動売買というのは比較的簡単に作れます。

負けない自動売買にする方法は「ナンピン」、「マーチンゲール」、そして、「ストップロスを置かない」です。

これは自動売買のスタイルにもよるものですが、買いポジションを持っている時に下落すると含み損を抱えます。この時に、どのタイミングで決済を行うかというものです。

「ナンピン」とは、相場が下落した際にポジションをルールに基づいて一定間隔ごとにポジションを保有します。

こうすることで、平均取得単価を下げるというものです。

相場が、『いつか』上昇した時に決済を行うことで利益を得ます。

「マーチンゲール」とは、上記ナンピンの際に、ロット(掛け率)を上げていくことを指します。

1ロットの次は、2ロット、3,4,5・・・。こうすることで、平均取得単価をナンピン以上に下げることができます。

上記スタイルの自動売買は、勝率が98%など、非常に高い勝率を維持することが可能です。

LINE@等に誘導するスタイルの自動売買はこの手のものが多いです。なぜなら毎月利益が上がることを謳い文句にする必要があるからです。

しかし、ナンピンやマーチンゲールというのは、相場が一方向に下り続けた場合に、いずれ、ストップロスに到達してしまいます。ストップロスというのは、この値になったら含み損を決済するというものです。

一般的な自動売買ではこのストップロスを置くことで、資金が全てなくなることを防ぎます。

しかし、毎月利益を上げる自動売買の中には、このストップロスが無いものがあります。この場合、『いつか』相場が戻ってくると期待をするのです。

多くの場合は、戻ることが多いです。しかし、この運用方法は予測できない未来においては、いずれ破綻します。

もし、あなたが手にとったFX自動売買が、どういった取引スタイルなのか記載がないようでしたら、決して手を出さないでください。

バックテスト、フォワードテストの無いFX自動売買ソフトを買わない

FX自動売買ソフトの殆どはMT4のEAというツールを使用して取引を行います。

スマホで取引履歴を見せているものがありますが、これはその自動売買ソフトの結果である証明ができません。

本当に毎月利益を出せるEAであれば、フォワードテストを見ることでその信頼性を確認することができます。

なお、バックテストは以下のようなものですが、意図的に書き換えられている可能性もあります。

信頼性の低い販売者からの購入は控えたほうが良いでしょう。

SNSを利用したFX自動売買運用に関するアドバイスやシステム更新に気をつける

これは、販売者自身が理解していない可能性もあります。

FX自動売買の運用については以下の通り、投資助言・代理業登録の必要性があります。

購入者に対しての会員制での販売またはレンタルは、ラインセンスが無いとできないのです。

icon_number02_orange14_01 自動売買システム(EA)を利用又は開発する。⇒金融商品取引業との関連なし。
※利用するのは自由ですし、開発についてはソフトウェア業になります。

icon_number02_orange14_02 自動売買システム(EA)を売り切りで販売する。⇒金融商品取引業との関連なし。
不特定多数の方に対して売り切りで販売するのは、ソフトウェア販売業になります。

icon_number02_orange14_03 自動売買システム(EA)を会員制で販売又はレンタルする。⇒投資助言・代理業登録の必要性有り。
特定の方に対する販売又はレンタルは、投資助言業に該当する可能性がございます。
なお、再配布も同様
※北海道財務局の見解(参考) 自動売買ソフトの販売・レンタル業者にご注意!

icon_number02_orange14_04 自動売買システム(EA)を販売し、
かつ当該システムの更新等の継続的なサービスを行う。
⇒投資助言・代理業登録の必要性有り。
※この更新等(ロジック、システムの変更等)が投資助言に該当いたします。

icon_number02_orange14_05 自動売買システム(EA)を販売し、かつ顧客の開設口座の証券会社から利益を授受する。
⇒第一種金融商品取引業登録の必要性有り。(いわゆる仲介・取次ぎに該当。)
※開設できる口座が少ない場合等によく見られるケースです。
つまり証券会社が当該システムを助言会社等に販売させ、
証券会社の口座を開設させるような形にもっていく形態であり、
証券会社から手数料等(名目問わず。)を助言会社等が受ける場合には、
第一種金融商品取引業の仲介・取次ぎに該当する可能性がございます。
※なお、金融商品取引法上では、デリバティブ取引の仲介等(=第一種業)の登録について、
有償・無償の有無の規定はなく、『業として行う場合、登録が必要』となっているため、
仮に、無償で行う場合でも登録が必要な可能性はございますので、ご注意下さい。

icon_number02_orange14_06 自動売買システム(EA)を販売または利用し、顧客の代わりに発注等を行う。
⇒投資運用業登録の必要性有り。

http://hokkaido.mof.go.jp/kinyu/jouhou/fx-attention.html

FX自動売買は安全な販売所で開始&購入する

FX自動売買は、FXの知識が乏しくともFXの相場から利益を上げることが出来る、とても魅力的なシステムです。

しかし、それ故、甘い言葉で巧みに騙す業者があとを経ちません。

そういった誘いに対しては上記を思い出してみてください。

なお、フォワードテスト(リアルの運用結果)を出している販売所もあります。

GogoJungle(ゴゴジャン)は、EAの実績を以前から出しています。バックテストについても公開しているので参考にされると良いでしょう。

あなたが、10万円もだして購入しようとしていた勝率の高い自動売買ソフト等もたくさん取り揃えられています。

是非ご参考にしてみてください。

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