FXを始めた人なら誰でもこのどちらかをされているのではないでしょうか。私自身は、過去に両方行ったことがあり、両方共負けて諦めた経験があります。
その後、しばらく離れていたのですが、妻と共に再度FXの学習をし直し、裁量トレードを始めています。そして、現在では、裁量トレードとは全く別の口座でシステムトレードを運用しています。
では、なぜ、両方を行うことにメリットがあるのでしょう。また、デメリットはあるのでしょうか。
FX裁量トレードとは
そもそも、裁量トレードとは何でしょうか。
自らの知識と経験をもとに、売買をする。為替相場の状況に応じて取引できるため、利益、損失ともにその時々の状況に応じてコントロールができる。その一方、冷静な判断が難しくなるケースも多々ある。
裁量トレードとは、つまり、相場のチャートを見て、自分で判断してトレードをすることを言います。その際に、MAやボリンジャーバンドといった相場の状況を把握するインジケーターを活用してトレードをします。
FX自動売買(システムトレード)とは
反対に、システムトレードは、自分で実際にエントリーをすることはありません。最初の設定のみを自分で行い、それ以降は、自動で売買を行います。
売買ロジック(EA)をもとに、システムで売買を繰り返すため、自己の裁量による判断をする必要がなく、売買のタイミングを自身で判断する必要がない。予め定めたパラメーターで売買するので、相場の状況に応じた利益、損失確定ができない。また相場の状況に応じ、EAのチューニングが必要。
注意が必要な点は、当然機械が行いますので、どれぐらい実際に勝てるものなのか、確認をする必要があります。最近では、リアルタイムで実際のトレード結果を紹介(フォワードテスト)しているツールなどもあるため、数年間のバックテストとフォワードテストの結果を踏まえて、導入してみることも良いかと思います。
裁量トレードとシステムトレードは両立できる
同じFXという枠組みではありますが、裁量トレードとシステムトレードは、全く別のものと考えたほうが良いです。なぜなら、裁量トレードにはあなた自身がルールを作ってトレードを行いますが、システムトレードは、それ自体が複数のルールの組み合わせで作られており、あなたのトレードの根拠と合致しないことが多々あります。
システムトレードは、一度設定したら、エントリーポイントの確認をするよりも、その日(又は、週、月)や、大きな時間足でのトレンド方向の結果をもとに、システムを組み直します。大きな枠組みでの相場の方向にあった、複数のシステムでポートフォリを組むことで、安定します。
なお、裁量トレードとシステムトレードですが、それぞれ別の口座(又はサブ口座)を設けて、取り組むことをおすすめします。なぜなら、あなたのトレードルールと、システムトレードのルールは必ずしも同じではないため、一緒の口座で行うと、相場観がおかしくなったり、システムトレードのエントリーに自信が持てず、損切りしてしまったりします。
システムトレードに裁量トレードの知識や経験は全く役に立たないかというと、そういう事はありません。システムトレードには、大きな時間軸でのトレンドにあったシステムがあり、その組み合わせを作る際に、相場の読み方というのが役に立ってきます。
オプション:半裁量という選択肢
今、私が愛用しているのは半裁量のサインツール「マーケティングFX」です。裁量の用に上位時間足の方向性に基づき、ライントレードとダウ理論を活用したツールです。
コレのいいところは、EAだと、逆張りのようなトレードにイライラすることがあるのですが、こちらですと全てロジック公開済のためある程度自分に根拠を持って利用できます。

FXをする上で、裁量トレードとシステムトレードは異なるスキルが必要。ただし、フォワードテストを利用することで、システムトレードを先に走らせておきながら、裁量の学習をすることで、両立が可能!